なつぞら

なつぞら ネタバレ【9週】あらすじ。なつが不合格の理由は咲太郎だった

こんにちは!@朝彦です。
ここでは、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』【9週】のネタバレやあらすじ、その感想を書きたいと思います。

ではさっそく、なつぞら【9週】のネタバレ&あらすじに参りましょう♪


朝ドラ・なつぞら【9週】のネタバレ&あらすじ

※ここからはNHKの『連続テレビ小説(朝ドラ)・なつぞら』9週『なつよ、夢をあきらめるな』のネタバレ・あらすじを含みます、ご注意下さい※

6月。いよいよアニメーターになる試験の日がやって来ました。「じいちゃん…行くべ」なつは泰樹からもらった懐中時計をお守りのように握りしめ、東洋動画の採用試験の会場へと入って行きます。

「やれ…なつ」遠く北海道の空の下から、泰樹はなつの試験の成功を祈ります。

朝彦
朝彦
なつの心の支えは、富士子さんでも、天陽くんでもなく、やっぱり泰樹さんなんですよね

それから一ヶ月が経ちました…。北海道の柴田家には、なつから一向に報告がありません。「便りがないのはいい便りってこともあるし」とのん気な富士子に対して、剛男は「いや、それはないな。なつの性格からして…」と嫌な予感がします。

なつ自身、落ちることなんて考えていませんでした。しかし、東洋動画から来たのは”不採用”の通知…。呆然とするなつでしたが、このまま北海道に帰る気はありませんでした。

川村屋の光子からは、このまま川村屋で正式に働いてもいいと言ってもらっています。しかし、もしそうさせてもらったとしても、なつはこのまま夢が日々の労働にかき消されていくことが怖かったのです…。

部屋でなつがため息をついていると、入り口のドアを乱暴にノックする音がします。咲太郎です。咲太郎はなつを見るなり「なんだ元気そうじゃねぇかよ。もっとしょげてるかと思ったよ」と明るく言います。

「これでも…しょげてますよ…」と口をとがらすなつ。咲太郎は未成年が飲んではならないビールを勧めてひとしきりからかうと、芝居じみた口調でなつを励まします。

「なつ。大人は、ビールより苦いものを時にはグッと飲み込んで生きていかなくちゃならないんだ。東洋動画なんて、ビールの泡みたいなもんだよ。気にすんな!」

兄なりの慰めが心に響いたなつは、ぺたりと畳に座り込んでしまいます…。

「私みたいなのが、あんな大きな会社に本気で入れると思ってたんだから…。落ちた時のことなんて、考えもしなかった…。美術の大学出てるわけでもないし、そりゃあ自信あったわけじゃないけど、けど…私にも出来るって言われて、それを真に受けて…。みんなに迷惑かけて…心配かけて、バカだね…」

不採用という現実を突きつけられ、ずっと我慢してきたものが、大粒の涙になって溢れ出ます。

朝彦
朝彦
人生初の大きな挫折…。受け入れて前に進むしかないですね、頑張れなっちゃん!

不採用だったのは咲太郎のせい?

すると咲太郎はなつに「お前、面接は受けたよな?大杉社長もいたのか?お前に気づいていたか?」などと質問します。

なつは面接では「アータ、ご両親はご健在かね?」と独特の口調で聞かれたようですが、生みの親を亡くし、育ての親がいることで不採用になるとは思えません。なつは単純に絵の実力不足で落ちたと思っていました。

そんななつを不憫に思った咲太郎は、東洋動画スタジオに行き、中庭でお昼休憩をとっていた仲に詰め寄ります。

「どうして、なつは落ちたんでしょうか?ちょっと無責任じゃないですか!?なつに入れると言ったのはあんたなんでしょ!」

しかし、仲から返ってきた言葉は意外なものでした。

「僕は、てっきりなっちゃんは受かったもんだとばかり思ってたんです」

なつの採点をしたのは仲本人だったらしく、経歴はなくても入社したら責任を持って育てようと思い、高得点をつけたと言います。むしろ仲は「どうして…。面接で何かあったのかも」と困惑しています。

そんな仲の言葉を聞いて、咲太郎は「俺が余計な事を言ったのか…」と思い当たる節があったのです…。

以前、劇団の俳優の売り込みに東洋映画の撮影所に行った際、咲太郎は偶然大杉社長に会ったのです。その時、妹の奥原なつが東洋動画に入りたがっているので、名前だけでも覚えてやって欲しいと売り込んだのです。

咲太郎は、この時なつと自分の関係性を明かしたことが、なつにとって不利になったに違いないと激しく後悔するのでした…。

朝彦
朝彦
咲太郎さん、こればっかりは仕方ないですよ…

なつが再挑戦を決意も、咲太郎が心配

ある日、川村屋に仲と陽平がなつに会いにやって来ます。仲が、なつの絵は正直悪くなかったと言うと、なつは少し安堵します。そしてなぜなつが採用試験に落ちたのか仲が調べたところ、大杉社長の独自の判断で落ちたことが分かったのです。

「アータ、あんな愚連隊だか太陽族だか分からないような、不良の兄がいる子を入れるわけにはいかないよ」

自分が認めた大切な戦力を不採用にされたことが諦めきれない仲は、9月に行われる『仕上(しあげ)』の試験を受けないか?となつに持ちかけます。

『仕上』とは作画担当の人たちが描いた絵を透明なセルロイドに書き写し、色を塗って”セル画”に仕上げる作業のことです。仲は「今回は高卒の女子も多いし、まずは中に入ることが重要だからね。お兄さんへの誤解も解くから、挑戦してみない?」と熱心になつを誘います。

なつは皆の心遣いを嬉しく思い、二つ返事で受けることに決めます。

それから数日後、歌舞伎町で許可なくサンドイッチマンをやっていた咲太郎が警察に取締りを受けてしまいます。その事を信哉から聞いたなつは、急いで歌舞伎町に向かいます。

サンドイッチマンとは

2枚の広告板をからだの前後にかけて街頭で宣伝をする人。
(お笑い芸人のことではありません)

煌々としたネオン街を縫っていくと、一段高い台の上で看板を下げたサンドイッチマン姿の咲太郎が、タップダンスを踊りながら呼び込みをしていました。台のそばにはレミ子もいて、道行く人に宣伝のビラを配っています。

そんな咲太郎の姿を見て悲しくなったなつは「お兄ちゃん!」と咲太郎の腕を取って引っ張ります。そして「それがお兄ちゃんのやりたいこと!?」と詰め寄ります。

咲太郎は、マダムに借金を返すために働いている、その為にサンドイッチマンをやっているんだと言います。そして、少しでもなつが肩身の狭い思いをせずに暮らせるように働いているとも言います。

「私のためならやめてよ!お兄ちゃん進駐軍に向かって踊ってた時と、ちっとも変わってないんだもん。何だか悲しくなったよ」

咲太郎はムーランルージュを復活させることが自分のやりたい事だとなつに言います。しかしなつは、それは亜矢美のためなのではないかと言うのです。

「ムーランルージュを復活させるために人に騙されてお金借りて。その肩代わりをマダムにさせたんでしょ?それじゃ人に迷惑かけてるだけじゃない!人の夢を当てにして、それを叶えようとしたって、お兄ちゃんが何かしたことにはならないよ」

なつは感極まってしまいその場に泣き崩れてしまいます。すると女の子の泣き声を聞きつけた警官がやって来て、再び咲太郎は取締りを受けてしまったのでした…。

咲太郎をめぐり光子と亜矢美が言い合い

川村屋へ戻ったなつは、光子に「兄のことがよく分からないんです…。いつも人のことばかり考えて…兄自身がちゃんと生きていないみたいな気がして…」と相談します。すると光子は、咲太郎は自分のことより人のために生きるのが好きなのよと言います。

亡くなった光子の祖母はムーランルージュのことはあまり好きではなかったものの、咲太郎のことだけはなぜか気に入ってかわいがってくれたそうです。なので川村屋に雇おうとしたのですが、咲太郎は亜矢美のためを思ってそれを断ったという話をしてくれます。

「つまり、そういう奴なのよ…。サイちゃんはバカなところがあるけれど、人を思う気持ちは純粋すぎるくらい、まっすぐなの。その理由があなたを見た時、ようやく分かった気がしたのよ。サイちゃんはずっと心の中で、本当は何を求めているのか…。その答えが、あたななんじゃないかしら」

朝彦
朝彦
咲太郎は遠く離れ離れになってしまった妹のために生きてきたんでしょうね…

するとそこへ、野上が亜矢美を連れて入ってきます。風車にいる時よりも心なしか派手目な服と化粧の亜矢美は「咲太郎の借金です。お納めください」と一万円が入った封筒を差し出しす。

光子は「あなたから受け取る筋合いはございませんよ」と受け取りません。ここから二人の言い合いが始まります。

「いいえ、あなたがいくら咲太郎に恋をしていたからといって、咲太郎のしたことは許されることではありません」
「ちょっと待って下さい!何か誤解しているようですけれども」
「いいんです!誰だろうと、恋をするのはしかたがありません」
「してませんから!」
「恋をせずに、あなたのような人が、咲太郎の保証人になるほうが不自然です」
「してない!」

お金に関する押し問答が、いつしか恋の話に変わっていました。すると亜矢美が光子の言葉を遮りながら、古びた封筒の中から咲太郎が描いた絵を出し、なつに見せます。それは父親の絵とそっくりに上手に描かれた家族の肖像画でした…。

咲太郎は、なつは父親が遺した手紙と絵を持っているから何があっても大丈夫だと言い、自分は父の絵を思い出しながら描いて、それを心の支えにして来たのだといいます。

「咲太郎はね…そういうヤツなのよ…。あなたにどんな迷惑をかけたかも分からないけど、今もそうやってあの子は生きてるの…。それだけは分かってあげて」

なつは、長い間心の支えにしてきた父の絵の筆致をなぞるような咲太郎の絵から、咲太郎の思いが伝わり、号泣するのでした…。

朝彦
朝彦
お兄ちゃんだって同じ人間だもの。ずっーと辛かったんですよね…。

お兄ちゃんは、そこにいるだけで力になる

翌日の夕方。なつは咲太郎に謝りに風車に向かいます。「昨日はごめんなさい…ひどいこと言って」となつが謝ると、咲太郎も謝って来ます。

「なつ…お前が東洋動画に落ちたのは、俺のせいだ。俺が大杉社長に余計な事を言ったばっかりに…」

なつは、そんなことはない、落ちたのは実力だよと言います。そして9月にもう一度試験があるから絶対に見返して、漫画映画を作ってみせると言い切ります。

「俺にはそうはっきり言えるものが、無いってことだな…。なつの言う通りだよ。自分のために生きてないやつは、人のことも助けられない…誰の力にもなれないよ」
「お兄ちゃんは…そこにいるだけで、私の力だよ。お父さんの手紙と同じ」

なつはそう言うと「今度はお兄ちゃんが持ってて。今度はお兄ちゃんの番」と咲太郎に、父の手紙と家族の絵を差し出します。しかし、咲太郎は「これはずっとお前が持ってろよ」と返します。

そして咲太郎は壁に立てかけてあったサンドイッチマンの看板を取って、仕事に出かけようとします。看板の絵も咲太郎が描いたものでした。人に頼むとお金がかかるし、咲太郎も昔から絵が得意だったと言います。

「お兄ちゃん、やっぱり私ら、このお父さんに似てるんだね」

なつは感慨深く、父の手紙や絵を見つめます。そして「千遥も絵を描いてるかな?私らの事はすっかり忘れててもいいから、どこかで絵を描くのが好きでいてくれたらいいね」と言います。咲太郎も「そうだな」とつぶやくのでした…。

朝彦
朝彦
千遥ちゃん、はやく登場して欲しいなぁ(出ないのかな?)

北海道、東京でなつの就職祝い!!

9月、なつは再び東洋動画の採用試験を受け、今回は見事合格を果たします。そして不合格の時とはうって変わってすぐに柴田家に連絡します(笑)。

柴田家では吉報が届いた晩、富士子が腕によりをかけたごちそうが食卓に並びます。そして柴田家のみんなと悠吉、菊介も交えてみんなで乾杯。なつの就職をお祝いします。

富士子や剛男が「ちょっとでも帰ってこれるといいのにね」と寂しがると泰樹は「帰って来んのが、いい知らせだ」と強がるのでした…。

一方東京では、なつの就職が決まった事で、なつは川村屋の寮を出ていくことになりました。なつは亜矢美に頼み、これからは風車の2階で咲太郎と一緒に生活することになります。

引っ越しの当日、光子は「頑張ってね。おめでとう、なっちゃん。いつもでいらっしゃい」となつを送り出します。なつも「ありがとうございました」と深々とお礼をします。

その日の晩、風車で咲太郎主催のなつの就職祝いが開かれました。咲太郎がみんなに振る舞ったのは自信作の天丼です。料理人だった父の天丼の味が忘れられなかった咲太郎は、自ら天丼を作り研究を重ねてきたのです。

天ぷらを揚げる手付きがあまりに慣れているように見えた雪次郎は「修業したみたいですね」と見とれます。するとなつが「料理人を目指せばいいじゃない?昔はお父さんのお店を立て直すって言ってたでしょ?」と昔の話を持ち出します。

咲太郎が「それがいつの間にかムーランルージュの立て直しに変わっちゃったんだな、母ちゃんと出会って」と言うと、「私のせいにしないでよ」と亜矢美がツッコみます。

するとそこに信哉が花束を持って「なっちゃん、就職おめでとう!」とやって来ます。なつは花を抱えて「わぁ…ありがとう。お花をもらうなんて初めて」と嬉しそうです。

咲太郎が「よし。これで昔の家族もそろったな」と満足そうに言うと、なつが「千遥がいないけど」と気にします。信哉も「親戚の移転先は探さないのか?」と心配します。

咲太郎は「捜してどうするんだ?幸せを壊すのか?今日はいいだろ」と話を打ち切ります。

朝彦
朝彦
咲太郎が千遥の事を考えていないはずはありませんから、今後何か展開があるかもしれませんね…

その後、カスミとレミ子もやって来て、ようやく全員が揃います。カウンターにはなつを中心に、雪次郎、佐知子、信哉、カスミ、レミ子が並び、カウンターの奥に咲太郎と亜矢美が並んで座り、全員で咲太郎の天丼をほおばります。

信哉が「うまいよ…こんなにうまい天丼は初めて食った」と声を詰まらせると、雪次郎が「咲太郎さんは、役者やダンサーを目指さないんですか?」と質問します。すると亜矢美が「裏方ばかりやりたがるのよ、この子は」と咲太郎の芸を見込んでいる様子です。

「なんか好きなんだよな、裏の仕事って。いい役者やいい芝居が見られると、それで満足しちゃうんだ」

するとなつも「私も同じかもしれない。私も、そういう仕事がしたい!」と共感し目を輝かせます。

信哉が「うん。本来、仕事ってそいうもんだよきっと。人目に触れない人たちの活躍で、物事の大半はつくられてるんだ」と言うと、咲太郎も「何でもいい。自分を生かす仕事を見つけた者は幸せだ」と言うのでした…。

朝ドラ・なつぞら【9週】の感想「咲太郎も辛かったね…」

朝ドラ・なつぞらの9週のネタバレ&あらすじはいかがだったでしょうか?

まさかなっちゃんが不採用だった原因が咲太郎だったとは…。何か嫌な予感がしていたのですが、やっぱり…という感じでした。
せっかくの援護射撃が、かえって仇となる典型的なパターンでしたね。でも切なかったです…。妹を思って自分の出来る精一杯をやった結果ですから。なっちゃんも分かってくれたと思います。

そしてなっちゃんは、咲太郎がやっていることが昔と全く変わっていないことにショックを受けてしまうんですよね。
でも光子さんが言った「サイちゃんはずっと心の中で、本当は何を求めているのか…。その答えが、あたななんじゃないかしら」という言葉が全てでしたね。
まだ9歳の時にたった一人で北海道に行かせてしまい、まずは妹の幸せを叶えてあげたいという一心でこれまで生きてきたんでしょうね…。
その中でお母さん代わりになる亜矢美さんと出会い、ここまで来たんだと思います。

なっちゃんも北海道で泰樹さんや柴田家のみんなと出会い、かけがえのない存在になりました。でもなっちゃんは妹だったからか「お兄ちゃんのために」という思いは、咲太郎のそれと比べると小さかったと思います。なのでなっちゃんは自分の夢を見つけることが出来た…。
一方の咲太郎は、借金返済とムーランルージュの復興という夢がかなった時に、ようやく自分のやりたいことを探し始めるのではないでしょうか。

でも、そもそも「裏方が好き」とも言っていますから、ずーっと誰かのために生きていくのかもしれませんけどね。
ここでも光子さんの言う「人を思う気持ちは純粋すぎるくらい、まっすぐなの」という言葉が印象に残ります…。

あと、もう一個気になることがあったのですが、咲太郎ってホントに女性にモテますね(笑)。
亜矢美さんに始まって、光子さん、佐知子さん、レミ子さん…。登場する女性の殆どが咲太郎に惹かれているような気がしました(笑)。

さて次週はどんな展開が待っているのでしょうか。
いよいよなっちゃんがアニメーターの夢を叶えるために第一歩を踏み出しました。いろんな困難が待ち受けていることでしょうね。
あとは毎度お騒がせの咲太郎の動向も気になります。ムーランルージュの復活へ何か動きがあるといいのですが…。

以上で、朝ドラ『なつぞら』9週のネタバレ&あらすじと感想を終わります。
※本記事のネタバレ・あらすじの内容は、放送される内容とは異なる場合がございます。ご了承下さいませ※

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