なつぞら

なつぞら ネタバレ【10週】あらすじ。天陽はなつのことが忘れられない

こんにちは!@朝彦です。
ここでは、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』【10週】のネタバレやあらすじ、その感想を書きたいと思います。

ではさっそく、なつぞら【10週】のネタバレ&あらすじに参りましょう♪


朝ドラ・なつぞら【10週】のネタバレ&あらすじ

※ここからはNHKの『連続テレビ小説(朝ドラ)・なつぞら』10週『なつよ、絵に命を与えよ』のネタバレ・あらすじを含みます、ご注意下さい※

東洋動画への出社初日を迎えました。なつは亜矢美に選んでもらった気合の伝わるデザインの服を着て家を出ます。会社に着くとなつは『仕上課』という部署に配属されます。

作画スタッフが描いた画を、透明なセルロイドに描き写し(=トレース)、それに色を塗って(=彩色)セル画に仕上げる、この二つが「仕上」の仕事です。

なつたち十人ほどの新人たちは上司の石井富子に導かれ、スタジオ内の説明を受けます。壁には今制作している映画『白蛇姫』の「色見本表」が貼り出されていました。

なつは森田桃代というなつより半年前に入社した同い年の子の隣の机で作業をすることになります。桃代は気さくに「モモッチって呼んで」と微笑みかけてくれます。

富子は「まずはこのカットをやってもらいます。よろしくね」と、カット袋と呼ばれる大判の封筒をなつの机の上に置きます。なつは桃代に手取り足取り作業の仕方を教わりながら作業を進めていきます。

しばらくすると富子が見回ってきて「うん、なかなか上手いじゃないの」となつの作業ぶりを褒めてくれます。しかしまだ一枚目だと聞いたとたん「遅いっ!」と顔をしかめるのでした…。

そしてなつがようやく一枚目を仕上げたときには、昼休みになっていました。桃代はすでに10枚を仕上げています。即戦力として採用されたなつはもっとスピードを上げなければなりません。『白蛇姫』の作業は手が足りないのです…。

朝彦
朝彦
なっちゃん、ようやく夢への第一歩ですね!

現場の雰囲気はピリピリムード?

昼休みに仲に誘われたなつは、仕上の仕事終わりに仲と陽平のいる『作画課』を訪ねます。そこでは陽平たち美術スタッフが議論を交わしながら背景画を作っています。

奥に進むと動画を描くアニメーターが机を並べています。そしてフロアの一番奥に原画を描く仲と井戸原昇の二人が一心不乱に鉛筆を走らせています。東洋動画では原画を描けるのはこの二人だけなのです。

アニメーションというのは、まず2枚以上の原画が描かれ、その原画と原画の間をつなぐ「中割(なかわり)」と呼ばれる動画が何枚も描かれて一つのシーンカットになります。

原画を描く仲と井戸原を助けるために「セカンド」と呼ばれる人が6人いて、その人たちが仲たち原画担当との間に立って、動画を描く人たちを指導しているのです。

すると突然「あ、君?」となつは不意に声をかけられます。振り向くと、初めて東京に来た時に仲に職場を案内された時に会った、元警察官の下山克己でした。

下山は6人いる「セカンド」の中の一人として働いていました。すると別のセカンドである大沢麻子が、動画担当の堀内幸正ともめ始めます。

麻子「だから、出来てるか出来てないかじゃないの。いいか悪いかなの!」
堀内「だから悪いならどこが悪いか言ってくれよ!こっちは指示通りに描いてるだけなんだからさ」

指示に従って考えて描くのが動画担当の役目だと主張する麻子に対し、堀内はそれはむしろ原画の問題だと主張します。なつは現場が常に本気と本気のぶつかり合いなのだということを目の当たりにするのでした…。

朝彦
朝彦
ここにはなっちゃんに負けないくらい、熱い思いをもって作業している人がたくさんいるんですね

先輩から技術を盗め

二日目の朝。なつは亜矢美の言いなりになり、昨日よりもっと色柄の派手な服を来て出社しました。案の定、このなつの服装が同僚の女性陣を刺激することになるのです…。

『白蛇姫』

中国で湖の畔に住む若者・許仙(しゅうせん)は、ある日いじめられていた白蛇を助けてあげます。
許仙に恋をした白蛇は、ある晩美しい人間の娘・白娘(パイニャン)に変身し、かつて戦で滅んだ城をよみがえらせて住み着きます。
そしてそこに許仙を招き、二人はやがて恋に落ちます。
しかし、白蛇がその城の姫の生まれ変わりである事を知った僧・法海は「このままでは許仙が姫の妖怪に殺されてしまう!」とその城を滅ぼした今の王に進言し、兵を向かわせます。
白娘はその兵を打ち負かすのですが、許仙は捕らえられ、蘇州に流されてしまいます。白娘は嘆き悲しみ、許仙の後を追って蘇州へと向かいます。
人気のない塔の上に隠れた白娘は、許仙を呼び寄せようと使いを送り、許仙も急いで塔へと向かいます。しかし、ここでまたしても法海が立ちはだかったのです。
妖術と法術を駆使した激しい戦いの末、白娘は負け、自分の体の半分が蛇になりかけている事を知るのです…。

なつは作画課に向かうと、下山が白娘と兵士が戦う場面を描いていました。なつが「私もいつか描いてみたいです」と言うと、山下は「描いてみる?」と真っ白な動画用紙の束を取ってなつに差し出します。

山下はゴミ箱から先輩が捨てた絵を拾って、家に帰ってから模写して練習していると言います。そして、なつにもそうすることを勧めます。

すると昨日と同じように、動画用紙を手にした麻子が堀内の席に近づいて行き、また言い合いになります。ちょうど戦いに敗れた白娘が白蛇に戻る事を知って、許仙を思って泣くシーンのようです。麻子は堀内の描いた動画がどうしても納得がいかないようです。

二人の話は平行線のまま…。結局麻子が自ら描くことになり、堀内は自分の描いた動画用紙をゴミ箱に投げ入れます。なつは練習用にそれをすぐに拾うのでした…。

朝彦
朝彦
なっちゃん、えらいですね。努力するしかありませんからね!

職場の人間関係は面倒くさい

その日の夕方、中庭でなつが拾った動画用紙をじっくり見ていると、麻子がつかつかと近づいてきて、なつの服装を上から下までじろりと見ながら険しい顔でこう言います。

「あなた何なの?ここに何しに来てるの?そんなおしゃればかりに気を遣って。将来の旦那に会いたいって気持ちがにじみ出てんのよ。目障りだから、私の前をうろちょろしないでちょうだい!」

麻子はまるで機関銃のように言いたいことだけ言うと、大股で立ち去って行きました。取り残されたなつは「はあ?え〜?なんだべ…今の…」と呆然とするばかり…。

それはなつが初めて味わう、いささか面倒くさい、会社の人間関係というものでした…。

朝彦
朝彦
まぁ、これは…誰もが通る道ですから(^_^;)

ゴミ箱から拾った動画を持ち帰ったなつは、風車に戻ると上着を脱いでそのまま机に向かいます。かばんから動画用紙を取り出すと『白蛇娘』の白娘の顔がうつむいて泣き伏すシーンです。

なつは麻子が堀内に言っていたことを思い出しながら、その紙の上に動画用紙を重ねて置き、白娘の顔をなぞるように描き始めます。なつは夢中になり、明け方近くまで白娘の表情を描き続けたのでした…。

アニメーションにとって一番大事なこと

三日目。この日も亜矢美がなつの服選びを始めます。なつは昨日麻子に指摘されたこともあって躊躇するのですが、「おしゃれは意地でするもんなのよ」と言われ、これまで以上に派手な色柄の服を来て出社します(笑)。

昼休み、描き上げた動画用紙を机の上に置いたまま、なつは昼食用のパンを買いに行きます。中庭に行くと噴水の縁に腰掛けて下山がスケッチをしており、隣に座ったなつは麻子のことを尋ねます。

「あの…下山さんから見て、大沢さんは怖いですか?」

すると下山はちっとも怖くないよと言います。ただ熱心なだけだと。

「彼女は美大を出て、入社して、すぐに仲さん井戸原さんに認められてセカンドに抜擢されたんだ。ほら、彼女によく怒られている堀内くんっていう人、彼は芸大で油絵を描いていた秀才なんだ。だけどマコちゃんの言わんとしていることが分かってないんだよ。それが分かれば、何とかしてあげたいって思うはずなんだよね」

さらに下山は麻子のことを「アニメーションにとって一番大事なことを初めから感覚として分かっている人だ」と評価します。なつはそれが何なのか下山に質問します。

「命を吹き込むことだよ。動かないものに魂を与えて動かすこと、つまり命を与えるってことなんだ。本気で命を吹き込もうと思えば、悩まないアニメーターなんていないよ」

『アニメーション』という言葉は、ラテン語で『魂』を意味する『アニマ』という言葉から来ているそうです。見ている人の気持をとことん考え、どう動かせばどう見えるか、どう感じてもらえるかが大切だと下山は教えてくれたのでした…。

朝彦
朝彦
真剣に悩んでいるからこそ、怒りもこみ上げて来ちゃうんですね。奥が深い…

一方その頃、仕上課にやって来た麻子は、なつが描いた動画用紙に気付くと、パラパラと見るなり顔色を変え、それを持って行ってしまいます…。一体、どうしたのでしょうか?

なつの素質に驚く仲たち

食事を終え仕上課に戻ると、机の上に置いてあった動画用紙がありません。なつは青ざめ困っていると、富子がやって来て麻子が持って行ったと教えてくれます。なつは猛ダッシュで作画課に行くと、ちょうど麻子が堀内と話をしているところでした。

「これ、どうして捨てたの?いいわよ、これ。私はこれ、いいと思う!ただ中割できれいに動きをつなぐだけが動画の仕事じゃないんだもの。こんなふうにしていいのよ」

麻子が興奮気味に堀内に見せいている絵は、なつが描いた動画でした。麻子は満足げに動画を取ってパラパラとめくります。白娘が泣き伏す直前に、一瞬、天を仰ぐように振り向いて恨みがましい目をし、それからその目を伏して泣き崩れる…。

麻子は、この一枚を中割に入れることで、見る人に白娘の気持ちの伝わり方が全然違ってくると力説します。この強くて恨みがましい目が入ることで、蛇に戻りかけた白娘の悲しみが際立つと言うのです。

なつは自分の意図を麻子が理解してくれたことに感激し、涙がにじんできます。興奮している麻子は堀内にこう続けます。

「私が言いたかったのは、こういうこと。だたのきれいな中割も必要だけど、感情表現ではただの記号にしかならないこともあるのよ。私はずっとこれを望んでいたのよ!」

麻子はすっかり感じ入って堀内に語り続けます。しかし、この後意外な展開が待っていたのです。

堀内「それ僕が描いたんじゃない…。僕はこんな稚拙な絵は描かないよ」
麻子「えっ…じゃ、誰が描いたのよ?」
なつ「すいません…それは私が描きました」

すると仲、下山、井戸原がなつの動画用紙を手にして、しげしげと眺めます。

仲「うん、うん…なるほどね」
下山「よく気付きましたね…この表情に!」
井戸原「原画を描いた僕にもこの発想はなかったな」

三人はなつの動画を見て、しきりに感心し、改めてアニメーターとしての素質を感じるのでした…。

朝彦
朝彦
なっちゃん、演劇部で培った表現力がここで活きましたね!

作画課に入るための社内試験に挑戦!

入社四日目の昼休み。なつは仲に呼び出されお昼ご飯をごちそうしてもらいます。その時なつは、作画課に入るための、アニメーターになるための社内試験を受けないかと打診されたのです。

作画課では6ヵ月の養成期間の中で、二ヶ月ごとに能力審査を行い、合格した者から動画を任されるようになります。今回、なつは仲の強力な推薦もあって、特別に12月に行われる試験に参加できることになったのです。

仲は試験まで約一ヶ月しかない事や、仕上の仕事をしながらの勉強は大変だろうと心配するのですが、なつは「受けさせてもらえるだけありがたいです。ありがとうございます!」と受験を即決します。

それから約一ヶ月の間、なつは試験に向けて、まさに寝る間も惜しんで勉強しました。不思議なことに、それと同時に仕上の仕事も上達したような気もします。

ある日、なつが中庭でパンをかじりながら周りの人々の似顔絵のスケッチをやっていると、麻子が近づいて来て「あなたに恥ずかしいこと言ったでしょ。男の人に会いたそうな顔してるとかって」と、以前の失言を反省するように言います。

なつは「けど、私の絵を、白娘を褒めてくれたときはうれしかったです」と言います。すると、麻子は急に冷たい態度に急変したのです。

「あなた、うちの試験を受けるんだって?」
「はい。あ、それもマコさんのおかげです」
「あの絵で?あなたには絶対に無理よ」

こう言い残し、麻子はそのまま立ち去って行きます。一瞬、好意的になったと思いきや、この落差(笑)。なつは「な…なんだべ?油断大敵…!」と身震いするのでした…。

一方、北海道では天陽が馬の絵で絵画展に入賞したと陽平から聞きました。なつにとって、それは大きな心の支えとなり、天陽にとってのベニヤ板は、なつにとっては動画用紙なのでした。

朝彦
朝彦
遠く離れていても、お互い絵で頑張ってますね…

素質は抜群でもプロの道は厳しかった

12月、なつは四人の若者と一緒にアニメーターへの社内試験を受験しました。しかし、結果は「不合格」。

なつの描線は勢いはいいのですが荒く、動画としての完成度として評価すると採点は低くならざるを得なかったようです。一方で、その個性的な線は、仲や演出家の露木重彦までが一目置くものがあったようです。

しかし、動画にはとにかく線のきれいさが求められます。なつは15枚でいいところを30枚も描き、それがプロの目にはどれも中途半端に見えたのです。なぜ枚数を減らして丁寧に仕上げなかったのか、井戸原に聞かれたなつは、こう答えます。

「課題の絵をたくさん見たくて、見たらイメージが湧いてきて、どうしても描きたくなったんです。でも自分の描きたいものに、自分の手が追いついていかないんです。それがもどかしくて…。自分は下手なんだって、よく分かりました」

なつの答えを聞いた仲は井戸原に「まいったね…あれでもう、われわれと同じことで悩んでるんだからね」と話すのでした。

朝彦
朝彦
いくら素質があっても”仕事”ですから、求められている事に応えなければプロにはなれないんですよね…

天陽の心の中にはまだなつがいた…?

天陽くん、元気ですか?私は試験に落ちました。
今は毎日、仕上と彩色の仕事に打ち込んでいます。
当分、北海道には帰れません。帰りません。
私を応援して見送ってくれたみんなに、胸を張って帰ろうと思えるまでは、ここで自分を育てて活きたいと思います。
照男兄ちゃんと砂良さんのこと、心からうれしいです。
十勝に帰りたい…みんなに会いたい…だけど今は、振り返りません。

実は昨年の暮れに、照男と砂良の結婚がきまったようでした。

年を越えて、正月が過ぎ、天陽はなつからの手紙を受け取りました。アトリエの牧草に座って、なつから来た手紙を読む天陽の傍らには、ベニヤ板に描かれたなつの絵がありました。今一番の最新作です。

その絵は、なつが膝を抱えて座り、じっと正面を見つめている絵です。すると天陽はペインティングナイフを手に取ると、茶色の絵の具をすくって、その絵を絵の具で塗り潰し始めたのです…。

実は天陽は、タミから、戻って来ないなつのことを忘れるように諭されていたのです。この土地で農業や酪農をやりながら生きていくには、伴侶が必要です。柴田家の跡継ぎである照男の結婚も決まり、山田家の跡継ぎとなる天陽にも、その時期が近づいていました。

天陽は、なつを送り出す時”待たない”と宣言したものの、なつから頻繁に手紙が来ることもあって、返事を書くたび、どこかまだ吹っ切れないものを感じていたのです。

絵画展の授賞式で天陽はこう挨拶をしました。

絵を描きながら畑を耕し、牛を飼う。絵を描くことは、生きることと同じ。自分の好きな絵を、自分そのものの絵を描き続けたい。

その道に、もうなつはいないのでしょうか…。

朝彦
朝彦
天陽くん、大きな決断を迫られているようですね…

朝ドラ・なつぞら【10週】の感想「なっちゃんの情熱ハンパない」

朝ドラ・なつぞらの10週のネタバレ&あらすじはいかがだったでしょうか?

なっちゃんのお仕事、いろいろありましたが、特に大きな問題もなく、とりあえずは順調そうでよかったです。
社会人になって、女子同士の人間関係とかもありながらも、必死にアニメーターを目指すなっちゃんは、新社会人としてのお手本のような人だなぁとその情熱ぶりに感心しました。

社内試験は惜しかったですが、なっちゃんだったら合格するのも時間の問題だと思います。
絵の素質もある上に、”絵に魂を吹き込む”センスも抜群ですし、絶対にアニメーターになれると思います。
とにかく頑張りすぎて、体を壊さないようにだけ注意して欲しいですね。

気になるのは天陽くんですね…。
最後に、自分で描いたなつの絵を絵の具で塗りつぶしてしまって…。心の葛藤が手に取るように分かります。

でも天陽くんはあそこから離れられないでしょうし、なっちゃんを諦めるしかないですもんね…。
それか、思い切って自分の思いをなっちゃんにぶつけるとか。そうしないと吹っ切れない気もしますし。
照男兄ちゃんのように、すぐ次の女性に行けるといいのですが(笑)、天陽くんはそんなキャラでもなさそうですし…。
う〜ん…ちょっと心配です。

さて次週はどんな展開が待っているのでしょうか。
とりあえずなっちゃんは、順調に仕事をこなして行けそうな感じもするのですが、また新たな問題が待ち受けているかもしれませんね。
それと天陽くんの動向が気になります。新しい彼女が出来たりして!?

以上で、朝ドラ『なつぞら』10週のネタバレ&あらすじと感想を終わります。
※本記事のネタバレ・あらすじの内容は、放送される内容とは異なる場合がございます。ご了承下さいませ※

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です